剛腕ミジオロウスキーが進化した2歩後を歩む佐々木朗希<2026MLB・6月5日

今季、剛腕ミジオロウスキーは驚くべき投球を示しています。去年は球は速いけれど安定性に欠ける投球内容でした。
オフに徹底的にフォーム固めに取り組むとともに体力強化に取り組みました。ブルワーズのクリス・フック投手コーチと相談しながら、投球技術について様々な事を学びつつあるようです。今のミジオロウスキーは進化系の途中であり完成形ではないそうです。
完成に至ったらどのような投手が生まれるのか、空恐ろしい気がします。

 

佐々木朗希は、ミジオロウスキーが進化した最初の一歩を歩み始めました。投球フォーム固めと体力強化です。ミジオロウスキーはオフの体力強化で約9kg体重が増えたそうです。下半身中心の強化が更なる安定を生み出しました。佐々木朗希もオフから「トラビス・スミス」コーチの指導を受けてた力強化に取り組み約8kgの増量に成功しました。ロバーツ監督も「見た目からして体が大きくなった」と変化を認めているそうですから、去年の佐々木朗希はそもそも先発投手としての基本的な体力に欠けていたと言えます。下半身が強くなったから投球フォームが安定してきて、去年よりは速い球が投げられていると言う事のようです。
佐々木朗希の欠点は、コミュニケーションが苦手でしかも人のアドバイスを中々受け入れない点にあります。

ミジオロウスキーは今、変化球の習得と活用方法の学習に取り組んでいます。佐々木朗希も「球種を増やせ」と監督やコーチから言われていますが中々素直に聞こうとしません。先発投手は打者が3巡しますから変化球の種類が多くないと配球を変えられない事を理解しません。
ドジャースの幹部も頑固な佐々木朗希の教育には、結構手を焼いているようです。

 

【ドジャース】佐々木朗希〝ジャスティン・ビーバー効果〟で100マイル復活 一体なぜ=米報道
6/5(金) 15:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/391187c1b67d542f368c19f8185a782833615884

ストレングス&コンディショニングコーチとしてフィジカル強化を担当する「トラビス・スミス」コーチが、佐々木のために下半身強化、肩の安定性、段階的な負荷管理を組み込んだ個別プログラムを設計。
公称187ポンド(約85キロ)の体は現在205ポンド(約93キロ)前後まで厚みを増したという。
5月30日(同31日)の本拠地フィリーズ戦
最速100・4マイル(約161・6キロ)を計測
平均球速も今季最高の98・5マイル(約158・5キロ)まで戻した。

 

「ただ投げる」から「投球へ」剛腕ミジオロウスキー飛躍の理由12:36 PM JST
https://www.mlb.com/ja/news/the-reason-behind-jacob-miziorowski-breakout

5月は驚異の防御率0.29を記録。1試合平均9個以上の三振を奪い、三振数はリーグ最速で100に到達した。
さらに最速103.6マイル(約166.7キロ)を計測したほか、今季ここまでに投じた988球のうち311球が100マイル超。全投球の31.2%を100マイル以上が占めるという、驚異的な数字を叩き出している。

なぜここまで安定して結果を残せるようになったのか。その背景には、肉体面、精神面、そして投球術の進化があった。

フォームの再現性が上がって、ズレを感じても『少し前に突っ込み過ぎているな』と気づいて修正できるようになった
昨季、課題の一つが、体が前に流れ、制球が乱れることだった。改善に向けて、ローテーションの合間には繰り返しフォームを確認。だが、試合中の修正は難しかった。
そこで、昨オフには下半身を中心に約9キロの増量を行い、さらにスクワットやデッドリフト、ランジなどを中心に下半身の筋力強化に取り組んだ。


パット・マーフィー監督
「彼はどんどん成熟している。オフに下半身をかなり強化した。脚が本当に強くなったことが大きい」
ブルワーズのクリス・フック投手コーチ
「去年は毎試合“ボリューム10”だった。感情も出力も常に最大だったけれど、今は“7”くらいで投げられている。本当に必要な時だけ10に上げればいいということを理解し始めている」
ミジオロウスキー自身
「ずっと100%ではやれないということを学んだ。毎球全力で投げていたら、1日が終わった時には完全に消耗してしまう。だから100%を出し切らなくても、その日の目的を達成できればいいと思えるようになった」
ブルワーズのクリス・フック投手コーチ
「ミズ(ミジオロウスキーの愛称)は今、“throwing(投げる)”から“pitching(投球する)”へ大きく進化している」と話す。
「去年は常に全力で三振を取りにいっていた。でも今は『この打席で何が必要か』を考えて投げている。初球から三振を狙うわけではない。質の高い球でカウントを作り、その結果として三振が取れる。そこが大きく変わった」
ミジオロウスキー自身
「変化球で打者のタイミングを崩せるようになった。相手も速球だけじゃなく変化球があると意識してくれていて、それがかなり助けになっている」と話すが、フック投手コーチは、さらにもう一歩上を求めている。
ブルワーズのクリス・フック投手コーチ
「まだ変化球の違いを学んでいる段階。カットボール、スライダー、カーブ、チェンジアップのそれぞれの役割を理解し始めている。質のいいチェンジアップを持っているが、まだ多投はしていない。今後はそれぞれの球種がどの場面で最も効果的かを見極めることが課題」と話す。